編入に使った数学の参考書たちを紹介
僕が編入の勉強に使った本を紹介します.
数学の勉強を真面目に始めたのは2017年の2月中旬です.
それまで数学は苦手科目で,問題集の極限値で詰んで放置していました.
受験のために数学を勉強して,使う本の順番が大切だと感じました.
なるべく勉強していて詰まないような本を詰まない順番で解説していこうと思います.
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本の紹介
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学校の教科書
大日本図書の色が綺麗なアレです.
忘れている所も多いと思うので,学校の教科書を一通り解きます.途中計算が分からないところは,優しい人が解答をネットで配布してくれているので,それをダウンロードして見てました.問と練習問題をやりました.
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マセマシリーズ
一番わかりやすいと感じた本です.特に微分方程式にはお世話になりました.
線型代数と微分方程式,ベクトル解析をやりました.専門の勉強では電磁気も使いました.
問題演習を増やしたかったら【演習】のマセマを使うと良いです.
微分方程式は学校にあったやつを使いました,買うなら新しくなった「常微分方程式」で良いと思います.
スバラシク実力がつくと評判の線形代数キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる! (大学数学「キャンパス・ゼミ」シリーズ)
- 作者: 馬場敬之,高杉豊
- 出版社/メーカー: マセマ出版社
- 発売日: 2003/08
- メディア: 単行本
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スバラシク実力がつくと評判の常微分方程式キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!
- 作者: 馬場敬之
- 出版社/メーカー: マセマ
- 発売日: 2017/08/01
- メディア: 単行本
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スバラシク実力がつくと評判のベクトル解析キャンパス・ゼミ―大学の数学がこんなに分かる!単位なんて楽に取れる!
- 作者: 馬場敬之
- 出版社/メーカー: マセマ
- 発売日: 2016/12/01
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編入数学徹底研究
一通り終えたら編入数学徹底研究に取り掛かりました.
この本は解説が非常に丁寧なので僕でも出来ました.分からなかったらとりあえず写経して進めました.学校の教科書と平行して進めて良いと思います.
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大学編入のための数学問題集
編入数学における新定番の問題集です.
高専の教科書と対応しているので読みやすいのと,解説が丁寧なので詰みにくいです.
欠点をあげるなら一つのパターンに対して問題数が少ないことです.演習を積みたかったら他の本で似た問題を探すと良いです.
最終的にコレができればまぁまぁ戦えるようになります.
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編入数学過去問特訓
トップクラスの編入受験生は解いてる本です.
問題が結構難しいですが,解説が丁寧なので詰みにくいです.
解いていて楽しい問題が多かったような記憶です.
必要と感じたところだけやりました.
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大学生の微積分
一通り手を付けた後に図書館で見つけて取り組みました.
様々なパターンの微積が入ってていい感じです.同じ人の本で微分方程式だけのやつもありますが軽くやりましたが微分方程式に関してはマセマで十分な気がします.
H30の入試で全く同じ問題が出題されていました.
ネットでおすすめされていたのと,Amazonで1円だったので買ってやりました.
他の本には無いような微分方程式があっていい経験になりました.
解説が微妙なので始めるならマセマや大学編入の為の問題集をやりこんでからでいいと思います.
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まとめ
勉強方法としてはA3のコピー用紙にひたすら解きました.
僕の勉強の流れとしては学校の教科書とマセマと徹底研究を同時進行→大学編入の為の数学問題集→あとは苦手なところを穴埋めしていく感じでした.
ネットで徹底演習がよく進められていますが,難しい上に解答に誤植があるので注意です.難しい問題で躓くと勉強を投げ出して時間を浪費する可能性があるので使うときは注意したほうがいいです.
ここに書いていない本も沢山ありますが,混乱を招くのであえて紹介しません.自分にあった本を探すのも勉強の楽しみです.
そいじゃがんばってくださ〜い